Construction column
発注者支援業務とは?仕事内容・1日のスケジュール・未経験からのキャリアパスを解説
「発注者支援業務って具体的にどんな仕事なの?」「未経験からでも挑戦できるのか知りたい」という方は多いのではないでしょうか。
発注者支援業務とは、国や地方自治体が行う公共工事を民間企業がサポートする仕事です。
「みなし公務員」として土日祝休み・残業少なめの環境で働けることから、建設業界での転職先として注目を集めています。
本記事では、3つの主要業務の内容・1日の典型的なスケジュール・未経験から就くために必要なスキルと資格・キャリアステップを要約してご紹介します。
発注者支援業務への転職を検討している方にぴったりの内容です。
発注者支援業務の3つの仕事内容
発注者支援業務は大きく3つの業務分野に分かれています。
- 積算技術業務:公共工事の発注に必要な工事費の算出・発注図面の作成。積算ソフトやCADソフトを使用し、適正な予定価格を設定します
- 工事監督支援業務:現場で施工状況の確認・材料試験・出来形検査・品質検査などを実施。発注者と施工業者の間に立ち品質・安全を確保します
- 行政事務補助業務:住民説明会資料・関係機関との協議資料・各種報告書など膨大な書類の作成・調整を支援します
1日のスケジュール(工事監督支援業務の例)
午前中はデスクワーク中心、午後は現場確認というバランスの良い構成が典型的です。
- 8:30:出勤・メール確認・発注者との打ち合わせ
- 10:00:施工図面の確認・協議資料・報告書の作成
- 13:00:現場に移動し施工状況・材料・出来形を確認・写真撮影
- 15:30:事務所に戻り施工状況報告書・検査記録を作成
- 17:15:定時退勤(官公庁の勤務時間に準拠)
繁忙期は1〜3月(年度末)ですが、一般的な建設現場と比べて残業は大幅に少ない傾向があります。
未経験から就くために必要なスキルと資格
発注者支援業務への転職で特に評価されるスキル・資格は以下の通りです。
- 土木施工管理技士(1級・2級):最も重視される資格。1級があれば求人の選択肢が大幅に広がります
- 施工管理の実務経験(3年以上あると◎):工事の流れや品質管理への理解が即戦力として評価されます
- Officeソフト(Word・Excel・PowerPoint):報告書・協議資料の作成に必須
- RCCM・CADスキル:あれば大きなアドバンテージ(入社後取得も可)
キャリアステップのイメージ
発注者支援業務のキャリアは段階的にステップアップしていきます。
- 1年目:先輩技術者に同行しOJTで基礎を習得。写真整理・報告書作成などの補助業務からスタート
- 3年目:1つの工事を担当技術者として独立して担当。1級施工管理技士・RCCMの取得を目指す
- 5年目以降:後輩指導・大規模案件のリーダーへ。技術スペシャリストか管理職かの2つのキャリアパスが開かれます
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