RCCMと技術士の違いを徹底比較|発注者支援業務でキャリアアップするならどちらを取るべきか
「管理技術者を目指したいけれど、RCCMと技術士のどちらを取ればいいのかわからない」——発注者支援業務や建設コンサルタント業界でキャリアを積む中で、こうした悩みにぶつかる方は少なくありません。
RCCMと技術士は、どちらも建設コンサルタント業務に欠かせない資格です。
しかし、資格の種類・難易度・業務での評価はそれぞれ大きく異なります。
自分のキャリアステージに合った選択をするためには、両者の違いを正しく理解することが重要です。
本記事では、RCCMと技術士の基本的な違いから、発注者支援業務でどちらが有利かまで、要点を絞ってご紹介します。
RCCMと技術士、それぞれの概要
まず、2つの資格の基本的な性質を整理しておきましょう。
- RCCM(シビルコンサルティングマネージャー):一般社団法人建設コンサルタンツ協会が認定する民間資格。全22の専門部門があり、国土交通省の設計業務共通仕様書に管理技術者・照査技術者の要件として明記されている
- 技術士:技術士法に基づく国家資格。文部科学省が所轄し、全21の技術部門をカバーする日本最高峰の技術者資格のひとつ。建設部門の二次試験合格率は概ね10〜15%
一言で表すなら、RCCMは「建設コンサルタント業務に特化した実務者の資格」、技術士は「科学技術分野全体に通用する国家レベルの専門資格」です。
難易度・合格率・取得までの道のり
2つの資格は難易度の面でも大きな差があります。
- RCCM:合格率25〜40%程度、受験資格は大卒で実務経験7年以上
- 技術士(二次試験):合格率10〜20%程度、記述式論文が中心で相応の対策が必要
必要な勉強時間で見ても、技術士はRCCMより多くの時間を投資しなければなりません。
そのため、RCCMで実績を作りながら技術士を目指すという方も多くいます。
元記事で「RCCMと技術士の難易度・勉強時間のリアルな比較」を見る
発注者支援業務ではどちらが有利?
発注者支援業務においては、両資格それぞれに活きる場面があります。
- RCCMが活きる場面:管理技術者・照査技術者としての配置要件を満たす。技術士がなくても管理技術者として業務に従事できる案件が多数ある
- 技術士が活きる場面:プロポーザル・総合評価落札方式の案件でRCCMより高評価を得られる。大規模・高難易度案件への対応力と、上位ポジション・年収アップに直結する
キャリアロードマップとしては「入門期に施工管理技士→中堅期にRCCMで管理技術者→ベテラン期に技術士で大規模案件へ」という段階的な流れが現実的です。
いきなり技術士は無謀?まずRCCMを狙うべき人の境界線
建設コンサル業界で上を目指す際、「RCCM」と「技術士」のどちらを先に受けるべきかは、あなたの「現在の実務経験年数」によってハッキリと答えが分かれます。
本記事では、あなたが今選ぶべきなのはどちらなのか、その具体的な「キャリアの境界線」と、挫折しないための二段階ステップを詳しく解説しています。
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