新建設コンサルタント株式会社

Construction column

建設コラム

建設業に若手がいない・増えない理由とは?高齢化と慢性的な人手不足を解決する方法

現在、建設業界では、職人の高齢化と慢性的な人手不足が深刻化しています。

建設業に若手がいない・増えない原因は、建設業のイメージや最近の若者の働き方への意識をはじめ、さまざま考えられます。

この記事では、建設業界の若返りと人不足解消を目的に、建設業に若手がいない理由や、定着してもらえる環境づくりの方法を紹介します。

建設業が現在進行形で抱えている「人材に関する課題」は、複数挙げられます。

・職人の高齢化が非常に進んでいる
・建設業を志望する若手が少ない
・若手が就職したとしても、すぐに退職してしまう
・若手の人材不足により、技術や知識の継承が行えない

就職する若手が少ないため、建設業を活気づけるための入口でもつまずき、早期退職する若手が多いため、建設業の持続力にも関わる出口でも、つまずいている状態が継続しています。

その結果、高齢化が急速に進み年齢に不均衡が生じ、人材不足や技術の継承など、建設業の将来に影を落としています。

最近の建設業を巡る状況について(厚生労働省)によると、60歳以上の職人が全職人の約25%を占める一方、29歳以下の若手は12%以下のため、人も足りない・技術を伝える相手も少ない状態です。

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